会社情報
経営理念:弊社の目指すもの
数ある同業の中から弊社をご指名頂いたお客様とのご縁を大切にし
お客様の声に耳を傾け、心に残る営業・最高のサービスを行う
経営指針
実直で偽りのない営業
目的達成の為の改革と工夫による業務の効率化
謙虚な姿勢と感謝の心を忘れない
会社概要



- 社名
- 新橋イチカメラ
- 代表者名
- 木下温代(はるよ)
- 古物商許可番号
- 東京都公安委員会
第301085903865号
- 住所
- 〒110-0015
東京都台東区東上野1-11-1
- 電話番号
- 03-3833-4311/4312
- FAX番号
- 03-3833-4313
- 営業時間
- 月~土10:00~19:00 祝日10:00~18:00
- 休業日
- 日曜日・百貨店催事出店の期間・年末年始
- アクセス
- JR 御徒町駅(北口) 徒歩5分
日比谷線 仲御徒町駅 徒歩3分
大江戸線 新御徒町駅 徒歩5分
TXつくばエキスプレス 新御徒町駅 徒歩7分
アクセス

沿革



- 昭和28年
- 新橋にて創業者木下正昭により5坪の『新橋カメラ』開業
- 昭和32年
- 店舗17坪に拡張
- 平成5年
- 創業者 木下正昭の逝去に伴い木下温代が事業継承
- 平成16年末
- 立退きにより新橋での営業を一旦停止
- 平成17年4月11日
- 現在地:御徒町にて『新橋イチカメラ』営業開始
- 平成20年
- ICS輸入カメラ協会加入
代表プロフィール
成城大学経済学部卒業後
平和相互銀行融資部~トーメン~メリルリンチ証券を経て
1993年 新橋カメラ入社
1998年 米国ミズーリ州ウェブスター大学院にてMBA取得
2000年 帰国後インターネット関連の強化 カメラ業界初の携帯サイト実用化
2005年 店舗移転
2005年 写真機古物業者向けの競り参加 日本で唯一の女性代表の競り買主
2008年 ICS輸入カメラ協会に登録 翌2009年 初の百貨店催事出店
現在に至る
資格:茶道有楽流宗号取得 趣味:旅行・山歩き・水族館
写真活動として2013年~5年連続
日本大判寫眞家協会主催『日本大判写真展』公募展に入賞
受賞作品





カメラ屋女社長の奮闘記
私がこの仕事に入ったのは平成5年3月。外資系証券会社の社長秘書でしたが、父が急逝し知識も何もないまま家業に入りました。当時業界には女性店員は少なく、出社してもやる事もなく『映画にでも行って来て下さい』と冷遇される日々。自分の居場所を見つけるべく自分が出来る仕事を探しました。
仕事を覚える為、修理品をメーカー修理センターに持って行く仕事をやらせて貰い、修理出しと引き取りを3年余やりました。壊れている箇所を聞き、引き取る時にはどこを直したか修理センターの技術担当者に教えて頂き、ノートに絵を書き仕組みを覚えました。
仕事後には、今はなき日本写真学園夜間部に通い、カメラ操作と撮影方法の勉強をしました。一般クラスの他に大判クラスを受講、大判カメラの使い方をここで覚えました。休日には七五三や成人式の撮影アルバイトをやり、現場で中判カメラと商業写真の撮り方を学びました。カメラの使い方を全く知らなかった私は、一般客としてカメラ店に行き、触らせて貰い教えて頂き、授業料として1台買う・・・という週末が1年以上。インターネットがなかった時代ですので、とにかく今の若者からは、想像もつかないほど泥クサイ方法で、仕事を覚えてゆきました。仕事を継いだ時、父が既に故人でしたので、自分のやり方と力で何とかしなければならなかったからです。
平成16年 新橋開発の為、御徒町へ立退き後は、古参スタッフが退職、御徒町での一(イチ)から、というよりゼロからのスタート。新生イチカメラの出発は奇しくも、住所が 東上野1-11-1 / 電話が3833-4311のイチ並び!
移転後初めて競りに一人で行かねばならず、商品や相場が分からず失敗と苦労の連続でした。競りに参加して十数年が経ち、買い手もネット業者や外国籍が入るなど随分変わって来ました。しかし今だに女性で常時参加している人はいません。それだけ独特な業界と言えます。
現在は、大判カメラのお客様に少しでも正確な情報をお伝えする為に、数年前から始めた山に、中大判カメラを持参し撮影をしています。長野県北アルプス穂高岳の中腹にある涸沢カールに毎夏通い、撮影させて貰っています。ここ数年はフィルム派がすっかり居なくなり、リンホフでの撮影中に『それ何ていうデジカメですか~?』と聞かれたり・・・時代も変わりました。 始めは嫌いだったこの仕事ですが、25年の月日で色々な経験をし、お客様との交流を楽しませて頂いている今日この頃です。
雑誌掲載

