フォクトレンダーを退社したパウル・フランケ とラインホルト・ハイデッケ の2人により設立されたドイツのカメラメーカー。ローライと言えば2眼レフが有名でありローライフレックスを始め多機種が存在する。1960年代に製品多角化を進め、16ミリや110カメラを経て、最高傑作と言われたローライ３５を発表。この機種はシンガポール製・ドイツ製を含め220万台も生産され、現在も中古市場で人気のカメラである。世界で初めて6×6cm判オートフォーカス一眼レフカメラ等も製造していたが、その経営は数奇な運命を辿る。ツアイスイコンとの合弁～Korea三星電気の資本受入れ～サムソンへの移管　を経てローライ幹部による独への買戻しにより再び故郷に戻った。